門廻り |
形材門扉 |
アルミ材を使って作られた門扉。メッシュ、格子、様々な種類があり、価格も安価。(門扉は、開閉方式から、開き戸、引き戸、折り戸、伸縮戸、跳ね上げ戸の5種類に分けられる。) |
鋳物門扉 |
アルミを溶かし型に流し込んで形成された門扉。味わい深い素材感と高級感。 |
木製門扉 |
木で作られた門扉。天然素材の為、反りやひびが生じることもある。木製樹脂、FRPなどで作られた物もある。 |
電気錠付き門扉 |
暗証番号を入力する事によって鍵が開いたり閉ったりする。リモコンタイプの物もある。 |
アメリカンポスト |
かまぼこ型のポスト。 |
口金ポスト |
通常、門袖などに埋め込まれ、入り口と取り出し口だけが出ているポスト。 |
表札 |
鋳物、ガラス、木製、陶器、石、ステンレス、アルミなど様々な素材で作られている。 |
門灯 |
門に明かりを灯す物。 |
インターホン |
呼び鈴の役目をする。最近の物は、カメラ付きが多い。カバーなどが鋳物などで装飾された物もある。 |
アプローチ |
主に門廻りから玄関に至る通路の事。幅は900~1200mm程度で滑りにくい素材で作るのが良い。 |
ポーチ |
建物の門、入口通路部分。「玄関ポーチ」などのように屋根のある入り口部分を指す。 |
フェンス |
フェンスは一般的に敷地境界を画する為に設置される。その他、機能領域、安全補助、防護柵などの特殊フェンスもある。材質は、アルミ、鋳物、木製、スチールメッシュ、人工木材などがあり、デザインは格子、方形、菱形がある。その他にも、目隠しフェンス(完全目隠し、ルーバータイプ)パンチングメタルなどもある。最近は、採光を持たせたいが敷地を見られたくないという要望に対処した製品として乳白色のポリカーボネート使用のフェンスが需要を伸ばしている。 |
グリーンベルト |
エクステリアでは道路の境界線からフェンスや生け垣などをセットバック(後退)させ、間に株物植栽が可能な幅員を確保する事をいう。都市計画用語では「緑地帯」の事をいう。 |
車庫 |
カーポート |
車を駐車するスペースに作る、屋根付きの構成材の事をいう。一般的な構造材料としてアルミ形材があるが、木製や鉄製の物もある。 |
カーゲート |
車庫の入り口に着けられる物。シャッタータイプ、オーバードア、伸縮タイプ(アコーディオン)などがある。最近の物はリモコンで開け閉めのできる電動タイプの物もある。 |
サイクルポート |
屋根付きの自転車置き場。構成材量は、カーポートと同じものを使う。 |
車止め |
住宅敷地への進入を防いだりするものを指すが、車の車庫入れの際に、車をそれ以上進めないようにしたりするコンクリートで作られた止め材の事もさす。 |
庭 |
主庭 |
メインガーデン。その敷地の中心となる庭。住宅の場合、通常は庭に面した南側の庭をいう。 |
前庭 |
フロントヤード。建物の正面に面する庭。通常は建物の正面玄関にに面しているので、玄関までの通路としての実用性と、建物の正面(ファザード)としての美観の両面を考慮する必要がある。 |
中庭 |
英語のコート。三方または四方を建物や回廊で囲まれた庭空間。日本の伝統中庭は、古くは平安時代の寝殿造り庭園の一つの手法としてある。これが小型化したものを「坪庭」と呼称している。 |
裏庭 |
バックヤードともいう。建物の裏部分に作る庭。家庭内菜園、選択干し場などの外部の生活空間として、鑑賞目的より実用目的として利用することが多い。サービスヤード、サービスコート。 |
坪庭 |
周囲を建物や塀や、垣根で囲まれた狭い庭。中庭。京都の町屋では採光、通風、涼しさを求める空間として発達した。 |
風呂庭 |
バスコート。住宅浴室に接した塀などで囲まれた修景用小空間の事。家庭内レジャー空間として確立するためのデザイン手法で「風呂庭」ともいう。 |
サービスヤード |
おもに家事作業のスペースとして勝手口周辺にとる空間の事。洗濯物を干したり、物置を設置したりする。 |
テラス |
一般的には洋風建築の屋外に設けた床面の事をいい、日本では、これに屋根を架けることが多く、屋内、屋外を結び中間領域を楽しむ場としての工夫が提案されている。 |
オーニング |
可動式の日除けで、手動式と電動式がある。日差しの強い窓やウッドデッキに面した窓の上に取り付けると効果的。ヨーロッパでは日常的に使用されており、屋外生活を彩る大切な装置となっている。取り付ける建物外壁の補強が必要な場合があるので注意する。 |
ウッドデッキ |
木製のデッキ。材木の種類は、レッドシダー、イペ、サワラ、スギ、ヒノキ、ヒバ、ケヤキ、カラマツなどがある。人工木材製品もある。 |
ぬれ縁 |
建物の外側に設けられる雨ざらしの縁側。和室の吐き出し窓に面して設けられるのが一般的。 |
物置 |
収納するための箱型の収納庫。鋼版、鋼材を主体として作られるが、木製のデザイン性に富んだ物もある。 |
照明 |
庭ではガーデンライトという。植栽、モニュメント、遠路などを照らしたりする。 |
コンサバトリー |
もともとは、英国で植物を寒さから守るために、建物の一部として作られた温室の事。英国では、冬場にここでティーパーティが催された。現在では、建物の一部に設けられるサンルーム的部分を指し、別棟で作られる温室と区別される。 |
パティオ |
スペイン風の中庭テラスの事。一般的に床は多彩なタイル張りとし、噴水や植木などが備えられる。光と涼をを住まいに取り入れることを目的として作られた。 |
パーゴラ |
柱を立ててその上に梁などを渡して組んだ木組みによって、蔓(つる)性の植物を絡めるのを目的として作る工作物。テラスや建物に取り付けたり、庭の入口などに緑陰を作るために作る。 |
バードバス |
鳥の水浴施設。水鉢などを庭に置く。 |
ビオトープ |
適正な環境下での動物・植物の生育空間の事。人工的な材料(コンクリートなど)は避ける。 |
植栽 |
常緑樹 |
一年以上枯死しない葉をもつ植物。一年中緑色をしている。マツ、スギ、シイの類。 |
落葉樹 |
秋に葉が落ちて越冬し、翌春に新葉の萌え出る樹木。大部分は広葉樹で温帯に多い。紅葉・黄葉が美しいものがある。 |
針葉樹 |
英語でコニファーともいう。マツ科、スギ科、ヒノキ科、イチイ科、イヌガヤ科などを含む。 |
広葉樹 |
葉が広く平たい樹木。熱帯から温帯に分布。 |
下草 |
種をまいてから発芽、生育、開花、結実し、枯死するまでが一年以内の物を一年草、休眠期になると枯れ、根や地下茎は残り毎年その成長期になると芽を出す草木類を宿根草(または多年草)という。 |
素材・材料 |
コンクリート |
セメントに骨材と水を混合させて硬化させたもの。乾燥によって硬化するのではなく、水との化学反応によって硬化する。骨材には、砂と砂利を用いる。 |
CB |
コンクリートブロックの総称。エクステリア工事では、空洞ブロックと呼び構造物の壁下地や塀を構成するのに用いる。エクステリアでは他に化粧ブロックも使う。 |
レンガ |
粘土を成形し、焼いて作ったもの。標準の大きさは、210×100×60 |
インターロッキング |
舗装用コンクリートブロックの一種。様々な形と色があり、お互いをパズルのように組ませて作る。 |
枕木 |
鉄道線路を支えるために敷かれた角材を再利用した材料で、古びた質感がある。外構、造園資材として使われることが多くなったため、鉄道の廃材は稀少となりガーデニング用に作られているものもある。標準サイズは、140×200×2100であるがサイズは実用に応じて種類も多く、長さ60㎝程度から数種類が製造されている。 |
樹脂 |
樹脂舗装材などに使われる液体。 |
アルミ |
フェンスや、カーポートなどに使われる素材。 |
その他 |
天端 |
物の最上端あるいは頭頂部の面を指す言葉。「うわば」ともいう。造園では、平らな石を「天端のある石」などという。 |
土留 |
土を取ったり盛ったりする時に、法面(のりめん)や崖が崩壊しないように止めることをいう。方法としては擁壁や石積み、矢板(木製、鋼板)、ブロック積みなどを用いる。 |
面一 |
仕上げや納まりにおいて、表面の食い違い(段差)のないこと。「ぞろ」ともいう。 |
丁張り |
工事にあたり、施工しようとする工作物等の位置、形状、高さなどを現地に正確に表示するための仮設物。遣方(やりかた)。 |
散り |
二つの面がわずかに不揃いに置かれたとき、そのずれている部分の幅。柱のわずかに壁から出た部分など。平板や飛び石などの地表に出た部分。 |
水勾配 |
駐車場やテラスなど、水を流すためにとる勾配。 |
アウトテリア |
エクステリアの同義語。 |